御嶽山噴火
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 63人 | 4 |
| 負傷者数 | 69人 | 2 |
| 住家被害数 | 0棟 | 1 |
| 浸水数 | 0棟 | 1 |
| 経済損失 | 0億円 | 1 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1噴火警戒レベル1(平常)のまま前兆をほぼ捉えられずに噴火し、水蒸気噴火特有の予知の難しさが、戦後最悪の火山災害を招く一因となった。
- 2好天の土曜、紅葉最盛期の昼食時間帯に山頂付近へ登山者が集中しており、噴石の直撃を受けやすい状況が犠牲者数を押し上げた。
- 3「観測が平常なら安全」という従来の考え方が通用せぬ事例となり、噴火警戒レベルの限界を踏まえた新たな登山者向け情報提供のあり方が模索される契機となった。
COMMENT 愚か者めが!山を、自然を舐めておったな。些細な情報一つ、共有を怠っただけで、幾多の命が失われたのだ。その罪、軽んじるでない!
擬人化イメージ / 属性:火
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
平成26年(2014年)9月27日11時52分、長野・岐阜県境の御嶽山(標高3,067m)山頂南西の地獄谷付近で発生した水蒸気噴火である。噴火警戒レベルは平常時の「レベル1」で、事前の避難勧告や注意報は一切発せられなかった。紅葉シーズンの晴天の土曜昼時であったため、山頂付近には多数の登山者が滞在しており、大量の噴石が直撃、火砕流も発生し地獄谷を約3km流下した。死因の多くは噴石の直撃や火山灰による気道熱傷であった。死者58名・行方不明者5名(計63名)、負傷者69名(重傷29名・軽傷40名)という戦後最悪の火山災害となった。集落から離れた山頂での噴火であったため住家被害はほぼ確認されなかった。マグマの動きを伴わない水蒸気噴火は直前の予知が極めて困難で、「観測平常なら安全」という従来の火山防災の前提を根本から問い直す契機となった。