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No.043 2014.08.19 属性 / 水

平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害

被害状況
項目 実数 判定(1〜5)
死者・行方不明者 77人 4
負傷者数 68人 2
住家被害数 585棟 2
浸水数 4,164棟 4
経済損失 444億円 2

「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。

この災害の特徴

  • 1この災害を機に、日本のマスコミが「線状降水帯」という専門用語を初めて公式に一般向けに使用し、以後の豪雨報道で定着する重要な契機となった。
  • 2死者77名のうち66名(86%)が緑井・八木地区に集中し、狭い範囲内での同時多発的な土石流が甚大な人的被害を生んだ。
  • 3谷筋に沿った急速な宅地開発、危険地形への認識不足、避難勧告発令の遅れという複数要因が重なった「都市型土砂災害」の典型例とされる。

COMMENT よく聞いてね、愛しい子。『線状降水帯』というのはね、雨を降らせる大きな雲たちが、いくつも列になって、次から次へと同じ道を通っていく現象のことなのですよ。例えるなら、同じ場所に、雨雲たちのバケツリレーが何時間も続くようなもの、と思ってくれたらいいわ。・・・どうか、気をつけて。あなたが無事でいられますように。

平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害の擬人化キャラクター

擬人化イメージ / 属性:水

レーダーチャート

1 2 3 4 5 死者・行方不明者 負傷者数 住家被害数 浸水数 経済損失

外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。

災害概要

8月19日夜から20日明け方にかけて広島市安佐南区(八木・緑井・山本)・安佐北区(可部等)を中心としたごく狭い範囲を襲った、「数百年に1回程度よりはるかに少ない確率」とされる記録的集中豪雨である。線状降水帯が発生し3時間降水量200mmを超え、この災害を機に「線状降水帯」という気象用語が日本のマスコミで初めて公式に使用され、広く知られる契機となった。広島市内で土石流107箇所・がけ崩れ59箇所、計166箇所の土砂災害が同時多発し、死者77名(うち関連死3名、86%にあたる66名が緑井・八木地区に集中)・負傷者68名、住家全壊179棟・半壊217棟・一部損壊189棟、床上浸水1,084棟・床下浸水3,080棟の被害が生じた。都市型土砂災害の典型例とされ、広島県の水害被害額は約444億円と2014年全国最大となった。