岩手・宮城内陸地震
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 23人 | 3 |
| 負傷者数 | 449人 | 4 |
| 住家被害数 | 1,210棟 | 2 |
| 浸水数 | 0棟 | 1 |
| 経済損失 | 1,095億円 | 3 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1震源近くの岩手県一関市祭畤で当時世界最大となる4,022ガルの加速度を記録、2004年新潟県中越地震の2,515ガルを大きく上回った。
- 2同規模の地震と比べ建物被害は限定的である一方、荒砥沢ダム上流の大規模地すべりなど、土砂災害の割合が突出して高い被害構造であった。
- 3山あいの秘湯として知られた駒の湯温泉が土石流に直撃され、宿泊客・従業員が巻き込まれるという、観光地特有の被害が生じた。
COMMENT 4022ガルですって!?世界最速ではございませんこと!ちなみに『ガル』という名称は、ガリレオ・ガリレイ様に由来しておりますのよ。
擬人化イメージ / 属性:地
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
平成20年(2008年)6月14日8時43分、岩手県内陸南部(震源の深さ8km)を震源に発生したM7.2の直下型地震である。一関市では当時世界最大となる4,022ガルの加速度を記録したが、理由は、「観測点が断層の真上にあったため表層付近の地盤が最大加速度の入力により弾性限界を超え、部分的に粒状体的な振る舞いをした為」と考えられ『トランポリン効果』と命名された。同規模の地震と比較して建物被害が少なく、土砂災害が突出して多いのが最大の特徴で、栗原市の荒砥沢ダム上流では幅約900m・長さ約1,300mに及ぶ大規模な地すべりが発生、河道閉塞(天然ダム)も15箇所で生じた。死者13名・行方不明者10名・負傷者449名、住家全壊23棟・半壊65棟・一部破損1,122棟の被害が生じ、宮城県単独の被害総額は約1,095億円(うち農林水産業被害約596億円)に達した。