能登半島地震
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 1人 | 1 |
| 負傷者数 | 339人 | 4 |
| 住家被害数 | 29,382棟 | 4 |
| 浸水数 | 0棟 | 1 |
| 経済損失 | 0億円 | 1 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1過去の地震歴はあったものの、比較的地震活動が低調とされていた「地震空白域」での発生であり、住民の多くが不意を突かれた。
- 2M6.9・震度6強という規模にもかかわらず、家屋倒壊で亡くなった人は一人もおらず、唯一の死者は自宅庭の灯篭の下敷きによるものであった。
- 3輪島市では古くからの街並みが被災し、土蔵など歴史的建造物の再建が被災者生活再建支援法の対象外であるなど、独自の復興課題を抱えた。
COMMENT ふっ・・・キラーパルスって言葉を知ってるかい?断層近傍、つまり震源に近い場所で発生する、周期およそ1〜2秒の速度が大きい、実に衝撃的な地震動のことさ。木造家屋や、中低層の鉄骨・鉄筋コンクリート建物なんかは、これに弱くてね。ちなみにこの言葉が広く知られるようになったのは、阪神・淡路大震災の時なんだ。神戸海洋気象台で観測された地震波形の中に、建物へ致命的な被害を与える、あの1〜2秒の短周期の強い揺れがしっかり記録されていた―それがきっかけさ。どうだい、興味深いだろう?後の熊本地震でも・・・
擬人化イメージ / 属性:地
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
平成19年(2007年)3月25日9時41分、能登半島沖(輪島市門前町沖合、深さ11km)を震源に発生したM6.9(Mw6.6)の地震である。それまで地震活動の少ない「地震空白域」とされていた地域での発生であった。輪島市・七尾市・穴水町で震度6強を観測、これは石川県の地震観測史上初の記録であった。石川県沿岸に津波注意報が発表されたが、観測された津波は最大22cmにとどまり被害はなかった。死者は1名のみで、家屋倒壊による犠牲者はいなかった。負傷者339名、住家全壊686棟・半壊1,740棟・一部破損26,956棟の被害が生じ、うち約4割が輪島市に集中した。伝統的街並みの保存と住宅再建の両立が課題となったほか、和倉温泉など観光業も風評被害を受けた。震災を機に過疎化・高齢化の進行も顕在化した。経済損失は不明。