福井豪雨
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 5人 | 2 |
| 負傷者数 | 19人 | 2 |
| 住家被害数 | 411棟 | 2 |
| 浸水数 | 13,657棟 | 4 |
| 経済損失 | 600億円 | 3 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1海上で発生した積乱雲が次々と発達し列(線状化)を形成、嶺北沿岸から奥越にかけて狭い範囲に集中的な豪雨を降らせた、後に注目される線状降水帯の典型例であった。
- 2住民の再三にわたる訴えにもかかわらず、対岸の越水箇所を放置したことなどから、「人災だ」との声もあった。ただ、中心部への浸水は都市の中枢機能のマヒにつながるため、左岸の住宅街を犠牲にしたと言われている。
- 3建設を凍結していた足羽川ダムについて、流域自治体・住民から再開要望が相次ぎ、2006年1月に洪水調節目的に限定して建設再開が決定した。
COMMENT 一人の命も、千人の命も、量って良いものではない。分かっている・・・分かっていながら、私はいま、それを量ろうとしている。
擬人化イメージ / 属性:水
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
平成16年(2004年)7月17日夜から18日にかけて、活発な梅雨前線が北陸地方をゆっくり南下した際に福井県嶺北地方を襲った豪雨災害である。旧美山町では総降水量285mm・1時間96mmの猛烈な雨を、福井市では日降雨量197.5mm(観測史上2位)・1時間最大75mm(観測史上1位)を記録した。集中豪雨により福井市街を流れる足羽川の左岸堤防が決壊、大野市の清滝川でも決壊し、市街地が濁流に襲われた。山間部では崖崩れ・地滑りが185箇所で発生し、JR越美北線の鉄橋5箇所が流失、美山町では孤立地域も生じ防災ヘリで救援物資が運ばれた。死者4名・行方不明者1名・負傷者19名、住家全壊57棟・半壊142棟・一部損壊212棟、床上浸水3,323棟・床下浸水10,334棟の被害が生じ、被害総額は600億円に達し、激甚災害に指定された。