水俣豪雨
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 23人 | 3 |
| 負傷者数 | 7人 | 1 |
| 住家被害数 | 31棟 | 1 |
| 浸水数 | 503棟 | 2 |
| 経済損失 | 176億円 | 2 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1市が避難勧告を発令したのは午前5時20分、土石流発生(4時15分)より1時間以上後であり、警戒避難体制の遅れが被害拡大の一因となった。
- 2深川新屋敷・宝川内集という離れた2地区で同時に土石流が発生し、死者19名のうち15名が宝川内集地区一箇所に集中した。
- 3土石流発生からわずか45日後には復旧計画検討会が計画案を提示し、9月2日には激甚災害(本激)にも指定される迅速な対応がなされた。
COMMENT ・・・フン、『湿舌』も知らないのか。湿った空気が、まるで舌のように細長く伸びて流れ込んでくる現象だ。そこに線状降水帯というやつを作り出す。天気予報で『湿舌』なんて言葉が出てきたら、せいぜい警戒しておくんだな。
擬人化イメージ / 属性:水
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
平成15年(2003年)7月18日から20日にかけ、対馬海峡に停滞する梅雨前線に向けて暖かく湿った空気が「湿舌」となって流れ込み、九州各地に局地的集中豪雨をもたらした災害である。熊本県水俣市深川では20日未明までの3時間で220mmという猛烈な雨を観測し、同日4時15分頃、市内の深川新屋敷地区と宝川内集地区の2箇所で大規模な土石流が発生、集落を直撃した。避難勧告の発令(5時20分)は土石流発生後となり、対応が間に合わなかった。水俣市だけで死者19名(宝川内地区15名・深川新屋敷地区4名)、重軽傷者7名、住宅全壊20棟・半壊5棟、床上浸水149棟・床下浸水354棟の被害が生じた。熊本県下50市町村の物的被害額は約176億円に達し、九州4県合計の犠牲者は23名に上った。