台風6号(ツァターン/マットゥモ)
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 7人 | 2 |
| 負傷者数 | 39人 | 2 |
| 住家被害数 | 497棟 | 2 |
| 浸水数 | 10,853棟 | 4 |
| 経済損失 | 353億円 | 2 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1台風本体は房総半島から三陸沖・北海道へと進んだが、前面の梅雨前線を強く刺激したことで、東海から東北まで広範囲に記録的な大雨をもたらした。
- 2全国死者の3分の1が岩手県に集中、北上川支川の砂鉄川氾濫により東山町・川崎村で住民が孤立し、水防団がボートで救出にあたった。
- 3砂鉄川流域では発災からわずか約3ヶ月で河川激甚災害対策特別緊急事業が採択され、国・県・町・住民が一体となった抜本的治水対策に着手した。
COMMENT 大雨で川の水が増えてくると、堤防に水がしみ込んだり、水があふれそうになったりすることがあるんです。そんな時に、地域を守るために動いてくれるのが『水防団』というボランティアの組織なんですよ。
擬人化イメージ / 属性:水
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
平成14年(2002年)7月11日午前0時30分頃、台風6号が千葉県館山市付近に上陸、三陸沖から北海道を経てオホーツク海へ抜けた際に発生した豪雨災害である。台風の接近に伴い活発化した梅雨前線の影響で、9日から11日にかけて東海地方から東北地方の広範囲で記録的大雨となり、岐阜県根尾村では日降水量495mmを観測した。直轄河川では全国24水系58河川で警戒水位を超過、阿武隈川・北上川・思川が危険水位を、揖斐川・牧田川・那珂川は計画高水位をも超えた。特に岩手県では北上川支川の砂鉄川が氾濫し、東山町・川崎村を中心に県内45市町村で浸水被害が発生、住民が孤立し水防団がボートで救出にあたった。死者6名・行方不明者1名・負傷者39名、住家全壊27棟・半壊55棟・一部損壊415棟、床上浸水2,453棟・床下浸水8,400棟の被害が生じ、被害総額は約353億円に達した。