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No.025 2001.09.06 属性 / 水

高知県西南豪雨

被害状況
項目 実数 判定(1〜5)
死者・行方不明者 0人 1
負傷者数 5人 1
住家被害数 300棟 1
浸水数 804棟 2
経済損失 101億円 1

「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。

この災害の特徴

  • 1高知県西南部という非常に限られた狭域に、大月町弘見で1時間110mmという猛烈な雨が集中する「湿舌」現象の典型例となった。
  • 2沢沿いの斜面が崩壊し土砂・倒木が一気に流れ下る「沢抜け」という現象が県西南部の山間部各地で同時多発した。
  • 3土佐清水市では橋の崩壊により8地区が孤立状態となり、自衛隊の災害派遣を要請するに至った、交通遮断が主要因の被害構造であった。

COMMENT ねえ・・・『沢抜け』って言葉、知ってる??山の斜面に降った雨がね、谷筋に一気に集まって、堰き止められていた水や土砂が、突然どっと崩れ落ちてくることを言うのよ。普段は涸れて大人しい沢が、ふとした拍子に牙を剥く・・・ゾクゾクしない?

高知県西南豪雨の擬人化キャラクター

擬人化イメージ / 属性:水

レーダーチャート

1 2 3 4 5 死者・行方不明者 負傷者数 住家被害数 浸水数 経済損失

外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。

災害概要

平成13年(2001年)9月6日未明、秋雨前線に太平洋高気圧縁を回る暖気流と、後に台風16号となる熱帯低気圧からの湿った空気が流れ込み、「湿舌」と呼ばれる現象により高知県西南部の非常に狭い範囲を短時間で襲った集中豪雨災害である。大月町弘見では1時間110mmの猛烈な雨を観測、土佐清水市・大月町・宿毛市・三原村では中小河川が一気に氾濫し、山間部では斜面が崩壊し土砂・倒木が流れ下る「沢抜け(蛇抜け)」が各地で発生した。最も被害が大きかった土佐清水市の宗呂川流域では、下流域の地区全体が水没。重軽傷者5名、住宅全壊25棟・半壊265棟・一部破損10棟、床上浸水264棟・床下浸水540棟の被害が生じ、被害金額は約101億5,848万円に達したが、一人の犠牲者も出なかったのは地域の固い絆があったためで、隣同士の助け合いや地元消防団・警察の力などにより住民の命が守られた。