芸予地震
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 2人 | 2 |
| 負傷者数 | 287人 | 3 |
| 住家被害数 | 49,420棟 | 5 |
| 浸水数 | 0棟 | 1 |
| 経済損失 | 28億円 | 1 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1モーメントマグニチュード6.7は阪神・淡路大震災の6.9に匹敵する規模だが、震源が46kmと深かったため、地表の揺れは相対的に抑えられた。
- 2山腹まで擁壁を積み上げた階段状の宅地が発達する呉市に被害が集中し、全壊家屋の87%(35戸)が同市一都市のみで発生した。
- 3全壊・半壊は比較的少数だが一部破損は48,602棟に達し、瀬戸内海沿岸の広い範囲に薄く広がる独特の被害パターンを示した。
COMMENT 西日本地震活動期説ってのは、フォッサマグナより西側の西南日本が、1990年代後半以降地震の活動期に入ったとする考え方らしいぜ。
擬人化イメージ / 属性:地
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
平成13年(2001年)3月24日15時27分、瀬戸内海の安芸灘を震源に発生したM6.7の地震である。モーメントマグニチュードは6.7で阪神・淡路大震災(6.9)とほぼ同規模であったが、震源の深さが46kmと深かったため(スラブ内地震)、被害は比較的軽微であった。広島県河内町・大崎町・熊野町で震度6弱を観測、死者2名(広島県呉市・愛媛県北条市各1名)、負傷者287名、住家全壊69棟・半壊749棟・一部破損48,602棟の被害が生じた。特に呉市では階段状の宅地における石垣崩壊による全壊被害が多発し、全壊の87%が同市に集中した。沿岸部では液状化も発生、二次災害防止のため呉市など5市町で避難勧告が出された。2日後にはM5.2の最大余震(震度5強)も発生した。一部の地震学者が唱える"西日本地震活動期説"の根拠となった地震の一つである。