地附山地すべり
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 26人 | 3 |
| 負傷者数 | 4人 | 1 |
| 住家被害数 | 64棟 | 1 |
| 浸水数 | 0棟 | 1 |
| 経済損失 | 151億円 | 1 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1長さ700m・幅500m・深さ60m、土塊量約360万m³。都市部で発生した地すべりとしては国内最大級の規模であった。
- 2死者26名の大半が特別養護老人ホーム松寿荘の入居者で、要援護高齢者施設の避難課題を浮き彫りにした。
- 3裾花凝灰岩層で形成される山で、風化により凝灰岩が変質し粘土質鉱物のモンモリロナイトと呼ばれるものになり、災害の際のすべり層となった。
COMMENT ・・・モンモリロナイトの層間に、水その他の物質がインターカレーションする。それにより体積は増大する。原体積の8から10倍に達する場合もある。・・・以上よ。
擬人化イメージ / 属性:地
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
地附山地すべり災害は昭和60年(1985年)7月26日午後5時過ぎ、長野市の地附山で発生した大規模地すべりである。長さ700m・幅500m・深さ60m、土塊量約360万m³という都市型地すべりとしては国内最大級の規模で、麓の湯谷団地・特別養護老人ホーム「松寿荘」を直撃した。松寿荘では入居者40名が取り残され、14名が救出されたものの26名が犠牲となった。死者26名・負傷者4名(重傷1・軽傷3)、住家全壊50棟・半壊5棟・一部破損9棟。復旧のため集水井23基・排水トンネル1,630mの恒久対策が実施され、総事業費は151億円余に達した。跡地には防災メモリアル地附山公園が開園した(2004年)