チリ地震
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 142人 | 5 |
| 負傷者数 | 855人 | 5 |
| 住家被害数 | 2,830棟 | 3 |
| 浸水数 | 40,000棟 | 5 |
| 経済損失 | 500億円 | 3 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1地震の震動を全く感じぬまま、突如津波が来襲。当時の気象庁には遠地津波を予測する体制がなく、警報が発せられたのは津波到達後という不備が生じた。
- 2被害は北海道から沖縄まで1道16県に及ぶ極めて広範囲であったが、特に大船渡湾・志津川湾など三陸のリアス式海岸の湾奥で、周期約50分という長周期の津波と湾の固有振動が共振し、被害が著しく増幅した。
- 3この災害を教訓に、ハワイの国際津波情報センターを通じた太平洋広域の津波情報共有体制に日本も組み入れられ、遠地津波に対する津波予報が新設された。
COMMENT ガハハ!他国の災害じゃからというて、他人事だと思うでないぞ小僧!儂が鍛え上げた腕っぷしと同じく、備えというもんは筋金入りでなくちゃならんのじゃ。
擬人化イメージ / 属性:地
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
1960年5月23日、南米チリ沖にてM9.5という観測史上世界最大級の巨大地震が発生。震源から約1万7千km、地球のほぼ真裏に位置する日本には、地震発生から約22時間半後の5月24日未明、最大6mを超える津波が襲来した。地震の揺れを全く感じないまま前触れなく津波が来襲する「遠地津波」災害で、北海道から沖縄まで太平洋沿岸のほぼ全域が被災した、我が国史上最も広域的な津波災害の一つ。また、過去の度重なる津波被害を受けて高さ10メートルの巨大防潮堤を建造していた岩手県下閉伊郡田老町(現宮古市)では、この津波による被害が全く出なかった。実際には津波が防潮堤まで到達しなかっただけであったが、この巨大防潮堤が功を奏したかのように報道され、効果が誤解された結果、約50年後の東日本大震災の際に避難せず被災する住民が出るなどの問題も引き起こした。