九州北部豪雨
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 42人 | 4 |
| 負傷者数 | 20人 | 2 |
| 住家被害数 | 1,476棟 | 3 |
| 浸水数 | 1,661棟 | 3 |
| 経済損失 | 784億円 | 3 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1朝倉市の3河川で土砂・流木による河道埋塞が生じ、県からの要請により国が緊急的に対応する権限代行制度が、改正河川法施行後初めて適用された。
- 2静岡大学の調査によれば、犠牲者の被災原因は土砂災害23名・洪水18名だが、洪水犠牲者の多くが屋外避難ではなく屋内で被災していた点が特徴的である。
- 32012年の平成24年九州北部豪雨と同一地域が再び被災し、日降水量は前回の約2倍を記録するなど、短期間での記録更新が相次いだ。
COMMENT 大雨で川が溢れて、家ごとまるっと流されてしもうた事例もあるとよ。他人事やなかばい。川に近か家は、大雨が予想されるときは、はよ逃げる準備ばしときんしゃいよ。
擬人化イメージ / 属性:風
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
2017年7月5日から6日にかけて、対馬海峡付近に停滞した梅雨前線に暖かく非常に湿った空気が流れ込み、線状降水帯が形成・維持されたことで発生した集中豪雨である。福岡県朝倉市や大分県日田市では24時間降水量が観測史上1位を更新、日田雨量観測所の日降水量336mmは、5年前の平成24年九州北部豪雨の約2倍に達した。筑後川水系の赤谷川・大山川・乙石川(いずれも朝倉市)流域では上流で山腹崩壊が多数発生し、大量の土砂・流木が河道を埋塞、改正河川法に基づく権限代行制度が初めて適用され国が緊急的に土砂・流木を除去した。犠牲者の被災原因は土砂災害23名・洪水18名で、洪水犠牲者の多くが屋内での被災であった。死者40名(福岡県37名・大分県3名)・行方不明者2名、住家全壊336棟・半壊1,096棟、床上浸水180棟・床下浸水1,481棟の被害が生じた。