台風12号(タラス)
| 項目 | 実数 | 判定(1〜5) |
|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 98人 | 4 |
| 負傷者数 | 113人 | 3 |
| 住家被害数 | 4,005棟 | 4 |
| 浸水数 | 22,091棟 | 5 |
| 経済損失 | 5,100億円 | 5 |
「判定」は左の実数から自動で算出した 1〜5 の5段階指標です。右のレーダーチャートに対応します。
この災害の特徴
- 1山体そのものが崩れ落ちる「深層崩壊」により、奈良・和歌山両県で河道閉塞(天然ダム)が17箇所も発生、決壊による二次被害への警戒が長期化した。
- 2奈良県上北山村で観測された72時間雨量1,652.5mmは、それまでの国内記録1,322mmを大幅に上回る、観測史上まれな豪雨であった。
- 3土砂災害警戒区域に指定された和歌山県紀美野町の山林に、事業者が太陽光パネルの設置工事を実施したが、その際、無許可で斜面を掘削していたことが判明した。
COMMENT 許可も得ず、勝手に事を進めたそうだな。見るがいい、この惨状を。お前の独断が招いた結果だ。命令なき行動は罪と同義、規律を乱す者は組織全体を危うくする。二度と、己の判断だけで動くことは許さぬ。
擬人化イメージ / 属性:風
レーダーチャート
外側にいくほど被害規模が大きいことを示します(最大 5)。
災害概要
平成23年(2011年)8月25日9時にマリアナ諸島付近で発生、大型で動きが遅かったため長時間にわたり湿った空気を吸い込み続けながら北上し、9月3日10時前に高知県東部へ上陸した台風である。特に紀伊半島(奈良・和歌山・三重)では8月30日から9月5日にかけて記録的な豪雨となり、奈良県上北山村では総降水量1,808.5mm・72時間雨量1,652.5mmを観測、当時の国内観測記録を大幅に更新した。この豪雨で被害は「紀伊半島大水害」と命名され、深層崩壊による河道閉塞(天然ダム)が奈良・和歌山両県で17箇所発生、熊野川下流域では新宮市・紀宝町で広範囲が浸水した。全国で死者82名・行方不明者16名・負傷者113名、住家全壊380棟・半壊3,159棟、床上浸水5,499棟・床下浸水16,592棟の被害が生じ、水害被害額は約5,100億円とその年の水害被害総額の半分を占めた。